次期プリウスの覆面車がネットニュースに出ていた。
基本的にキープコンセプト。
思えば30系が発売されてからアクアが出るまでプリウスフィーバーであった。
毎月2万3千台の売上が永遠に続くのだった。
エンジンの1.8へのスープアップには賛否あったが、結論はもうわかっている。
動力性能と燃費性能がみごとにハマったわけで。
ヨーロッパもアメリカもHVを出すには出したがプリウスにぶつけるものは無かった。
内燃機関で走る乗り物の究極。
さらに、価格設定が良かった。
グレードにもよるが250万円である。
コンパクトカーよりはちょっといいのである。
本来、マークツーやスカイラインを買う層をわしづかみにした。
その30系のFMCである。
トヨタの底力からすればデザインを燃費スペシャルの超空力ボティにすることも可能だったが
それでは一般客が逃げてしまう。
日産はジュークでヒットしたが、大トヨタがあの程度のヒットで満足するはずもない。
国内だけで年間30万台売るクルマである。
奇をてらうデザインではダメだ。
さらに価格性能から考えてリチウムイオンもダメだろう。
というわけで、デザインも基本性能もキープコンセプトなのだろうね。
ポイントはたった一つ。
30系プリウスの燃費性能をどれだけ超えられるか。
現行プリウスは内燃機関の効率の理想に限りなく近づいているわけで。
今年はフィットもFMC、アクア対策のHVを出してくる。
話によればツーモーターとの噂も。
アクアのできが案外良かっただけにプリウスの進化に注目が集まる。