成田A滑走路34L

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さくらの山から見物していて気になったこと。
着陸機が随分手前で転回してターミナルに向かう。
以前はエンドまで来ていた気がしたのだけど。
その理由をちょっと前に雑誌で読んだ。
去年12月のA滑走路4000m運用である。
もともと成田A滑走路は過激派と派手な抗争をしていた時代から4000mである。
ところが南側にある反対派の土地とそこに立つ鉄塔のお陰で34Lへの
着陸は制限されて700m区間が実質的に使えなかった。
したがって700m奥に着陸することになり重たい機体は16Rエンドまでやってきたわけだ。
北向きの離陸機は後方の鉄塔など関係ないので4000mを使っていた。
ところが去年に一部灯火の設置や運用の改正が行われて滑走路のスミから使えるようになったとのこと。
というわけで34Lエンド近くのさくらの丘に行ってみる。
去年12月までは着陸機の高度は数十m高かったわけでこの角度で航空博物館が
写り込むことはなかったのである。