今回のレンタカーは1.5Lクラスとのこと。
空港からレンタカー屋に行くと手続きの後、渡されたのは日産キューブ。
それも結構新しい。現行車種である。
ところが数年前にやはり九州でキューブを借りて嫌な思いをしている。
ドラポジが悪すぎるのだ。
ベンチ型シートは普通の椅子に座るような格好。
私のような長身ではかなり手前にあるブレーキを踏むためにはかなり足を持ち上げなければならない。
右足がツリそうになるのである。
180センチ以上の私と150センチ以下の女性がこのドラポジで同じクルマを運転することに無理がある。
キューブとなれば大男より女性の需要が多いからどちらを優先するかは明らか。
店員に運転不可を告げると気持ちよく違うクルマを用意してくれた。
それがカローラセダンである。
このクルマは喫煙車だけどいいかと聞く。
この際yesと言わなければ出発できない。
ドアを開けると確かに悪臭である。
店員さんに除臭スプレーをしてもらって出発。
スタート時のCVTのつながりがものすごく悪い。
急につながる印象だ。
トリップメーターをオドメーターにして納得、10万9千キロを表示した。
それでもフィーリングがすこぶる悪いだけであとは普通に走る。
さすがカローラである。
レンタカーで久々の1.5L、上り坂でも快適である。
サスはほとんど抜けた印象でコーナリングはフワフワしていて怖い。
曲がらない印象である。
タイヤは適度に山があったのでタイヤのグリップを探りながらのコーナリング。
315キロ走ってガソリン21リットル、15km/Lジャスト。
真夏でエアコンをだいぶ使ったこと。
鹿児島、宮崎、熊本の県境の山間部を中心に走行したことを考えるとかなり良い燃費だ。
さらに10万超の旧車としては立派なものだ。
