校庭からボール蹴った元少年側に2審も賠償命令

話題の裁判である。
現代生活を間接的に象徴する事件である。
多くのニュースコメントを参考にさせてもらってポイントを整理してみた。
ポイント1、少年
小学5年生はワンパク盛りである。
それでも学校の中でも外でも守るべきルールが存在する。
その基本には他人に迷惑をかけない、怪我をさせないしない。
特に後者は安全という最も身につけなければいけないスキル。
校舎の中でボール遊びなどすればきつく叱られたものだ。
今回の事案では校庭となってはいるが、普通の人が考える校庭、サッカーグランドでは
多分裁判にならなかったと推察される。
判決にもあるように、重大なルール違反があったのではないか。
学校の敷地内だからどんな遊びをしてもいいというわけではなかろう。
ポイント2、少年の環境
先にも書いたように不自然な裁判である。
少年と保護者に賠償責任が問われている。
想像だが、少年の養育環境に多少問題があったのかもしれない。
だれが悪いというわけではない。問題があったかも、である。
私の通勤途中に何箇所が保育園があり、朝は送りに来る親のクルマの出入りで
付近の通行は迷惑を被る。
しかしながら、大半は合図挨拶をして速やかにクルマを出入りさせるのだが
先日夕刻、枯葉マークをつけた軽自動車が保育園前の狭い道路にハザードをつけて路上駐車。
あっという間に付近は渋滞気味。
構うことなく、ジジイとババアが降りて保育園に入っていく。ニコニコしている。
孫に会うことに夢中で周囲が全く見えていない。
こういう家庭環境ではいくら愛情豊かでもどこかで破綻するのかと思ってしまった。
ポイント3、80歳のジイさんとバイク
続きは次号で []