タイプR

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(カタログは初代DC2、1995--2001)
初めてVTECという技術を聞いた時は驚いたね。
トヨタから始まった『ツインカムならいいだろ』という論法が通用しなくなった。
というか、2000GTやGTRからのツインカムはスポーツエンジンというある意味古風な考えを具現化した。
ホンダは後にほとんどのクルマにVTECというエンブレムを付けてしまうのだが
私としてはやはりタイプRのイメージしか無い。
リッター100馬力のこのNAエンジンはエンジン史上傑作と言っても過言ではない。
その記念すべきクルマがこのインテグラタイプRとなるのだろう。
1.8Lで200馬力8000rpmは聞くだけでゾクゾクするスペックだね。
初代ということもありじゃじゃ馬的な話をよく聞くが、それでいいのである。
スタイルも5ナンバーに収められてライトウェイトスポーツそのものである。
タイプRはこのあともシビック、アコード、NSXと発売するのだけど
それぞれ味付けを変えている所がホンダのこだわりである。