よしわかった、がんばろう福島

そっちがその気ならこっちにも考えがある。
よしわかった、やってやろうじゃないか。
というわけで、福島の温泉に旅行する計画を立てた。
GWは混んでいるようなのでずらすことにした。
情報番組で温泉宿の女将のレポート。
避難民を受け入れているとの事だが一般客が入らないという。
取材中に予約の電話が入ったのだが避難民がいるとのことでやめたそうだ。
ヒドイ話だと思われる方もいそうだが。
そこそこの高級旅館に宿泊となればそこそこの金額がかかる。
ところが実際に宿泊したら、生活臭ただよう人たちがいて
子供がキャッキャと遊んでいては、休日に旅館で過ごす意味がない。
キャンセルした客を非難することはできない。
宿にしてみれば金にならない避難民より普通の客のほうがいいに決まっている。
ところが、普通の客の足は遠のいていく。
宿の立場になれば八方塞がりのつらい状況である。
というわけで、福島に行くことにする。
宿では高いからといつも我慢しているビールを一本頼んでやる。
おみやげや野菜を沢山買ってきてやる。
ここで提案。
とにかく情報不足。
宿が営業しているのかわからない。
非常時だということで、つまらない垣根を一時とっぱらって
じやらんでも一休でもJTBのどのサイトでもどこの宿が営業しているか
わかるようにしてもらいたい。
客が来ないと嘆いているが、客も情報が無いのだよ。
宿もお得意さんリピーター団体客相手ではこの難局は乗りきれないよ。