貯金する人、その2

お金は使うためにある。
何に使うかがとても大事だ。
使う目的があるから貯めるのである。
よく聞くのが、子供に金がかかってなかなかたまらないという話。
たしかに子育てには金がかかる。
しかしである。
実際、何にそんなにお金がかかるのであろうか。
光熱費にしても食費にしても一人増えるごとに2倍にはならない。
同じ部屋に入れば一人でも三人でも光熱費は同じである。
ところが、工夫がない家庭ほど見事に人数が増えた分だけコストがかかっている。
風呂にはいる時間、洗濯の工夫、食事の工夫など全くしていない家庭が多い。
それどころか、子供が増えても外食にお出かけである。
寿司が食べたければ家で手巻き寿司にしろ、と言いたい。
貧乏人はたとえ回転寿司でも贅沢なのである。
まして100円均一でない回転寿司など絶対に入ってはいけない。
とにかく、金がたまらないという家ほど贅沢なのである。
食後にいちいちフルーツやケーキを食べる必要など無いのである。
カレーや豚汁やキンピラを大量につくって何日も同じおかずで過ごすのである。
金がたまらない人の大半が金もないくせにつまらねーところに贅沢なのだ。
子供にどんな食べ物が好きか、と聞いてみる。
カレーやハンバーグなら合格。
寿司やピザやレバ刺しなんて答えたらアウトだな。
そんな子供はまるまる太っている。
以下次号へ。