貯金する人、その3

金は使うためにある。
金を貯めるのも使う目的があるからこそ。
よく子どものせいにする人がいるがそれはウソの場合が多い。
子供の進学のため、という目的があれば熱心に節約するはずだ。
子どもがいるから出費が多いというのはある意味正しいが、実は逃げだ。
なんだかんだで外食や無駄な買い物で浪費している。
自分の為に貯金してみよ。
自分の老後のため??…いえいえ、自分の趣味のため。
例えば、クルマやバイク、楽器やバンド活動、絵画や習い事、
自分の趣味ならいいのである。金がかかるほど良い。
こういう趣味をもつ人は案外ケチで節約家である。
理由ははっきりしている。目的のために無駄遣いしたくないのである。
そういう自分への投資、趣味がある人は結構やりくり上手である。
ただし、ここでいうのは本来の趣味であって快楽ではない。
ブランド品集めやグルメは趣味ではなくただの快楽である。
飲みに行って騒ぐのも同じである。
努力して技術や知識を身につけるのが趣味である。
その辺がその人の価値を決める。
金の使い方や物の価値が解っている人は金が貯められるのである。
我慢ができるのである。工夫ができるのである。