北海道の4児死亡車両火災

ディズニーランドが夢の国だと喜ぶのは大人の方が多い。
大人も楽しめるからこそ今日の成功がある。
普段の現実の生活に対しての夢の世界なのである。
子どもたちは行動範囲が狭い。
知識もないので見聞きする範囲が狭い。
だからアニメなどの世界に没頭できるのである。
ところがである。
最近の恵まれた子供は食べ物にも困らずおもちゃにも困らない。
常に半分は夢の世界にいる。
現実は適度に厳しいので夢の世界に閉じこもる。
最近は学校やアトラクションでも職場見学や仕事体験が流行っている。
見識が狭いうちは夢の世界は居心地いいのだが退屈だ。
現実の方が厳しいけど奥が深くて面白いことに気づく。
本来は気づかなければならないのだが、いつまでもアニメだの
ゲームだのと二次元の夢の世界に閉じこもったままの大人が増えている。
子供に夢を持たせたいなら、現実をちゃんと見せるべきである。
子どもでも楽しめる博物館も沢山ある。
空港に行って働く自動車や人たちを見ているだけでも楽しい。
現実を見ない子供には夢は見られない。
大人が夢だと思っているアニメやディズニーも子供にとっては夢とは限らない。
ところが一部の不幸な子供たちもいる。
今回の北海道での焼死事故はひどい。
親の見識の無さと身勝手で子供を死に追いやった。
死んでいった子供たちはどんな夢を見たのだろうか。
優しい父母に可愛がられる夢にほかならない。
本来はこれが普通の子供の現実のハズなのだが。
ゴミだらけのクルマに長時間監禁されるのが現実とは悲しい。