香取神宮とジジイ


有名な香取神宮に参拝する。
どのくらい有名なのか歴史があるのかよくわからないが
名前ぐらいは聞いたことがある。
利根川の対岸に鹿島神宮があるのでそれと混同する人も多いのではないか。
潮来から香取に入ったのだが香取神宮の標識が少ないのが気になる。
佐原は観光に力を入れているようなのでこういう基本的な広報は大切。
香取神宮は街中から離れていることもあり誘導する標識は必要だろう。
さて、クルマを駐車場に置いて参道に入る。
朝早かったのだが観光バスが何台か入っていてそこそこの賑わいである。
ほぼ全員がジジイかババアの団体だった。
ババアは大声でアハハと笑い、ジジイはそちらこちらでダジャレを言う。
それはそれで目くじらを立てるほどではないのだが、ポイントは違うところに。
朝からほろ酔いのジジイの手には火の着いたタバコである。
大変迷惑である。
寺社仏閣での喫煙はタブーでもある。
「あーソレソレ、それなんだよ」とそのタバコを振り回す。
余程、怒鳴りつけようと思ったがやめた。
こんなジジイたちが今の日本を支えてきたと思うと…、
だから日本はダメになっちまったのだな。