国立公園に高級リゾートホテル誘致の政府方針

訪日外国人観光客が過去最多を更新する中、都市部に集中する観光客を地方へ誘おうと、政府は全国の国立公園に高級リゾートホテルなどを誘致する方針を19日に示しました。
という全国ニュース。

いやはや金の亡者丸出しの政府の見解である。
この結果、何がどうなると考えればホテルが儲かる。としかならない。まして国立公園内にである。本来自然の状態を守るべきものとして国立公園が生まれたのに、いつの間にか代々木公園やアンデルセン公園のような感覚で物言いしている。
テレビでは過去に、と尾瀬の開発の歴史について触れていた。尾瀬はダム計画、道路計画、オーバーツーリズムなど度々開発という自然破壊の危機があった。それを救ったのは政府ではなく地元民だったということ。辺野古問題に代表されるように政府は基本的に悪者の立ち位置なんだな。なぜ悪者は悪いことをするのかといえばお金のため、という童話のように単純でわかりやすい話。
それを政権末期の首相が堂々と宣言するというところに、日本の闇があるのだな。
タバコやお酒や薬物が体に良くないと知りつつ過剰に摂取する大人がたくさんいるのと同じ意味なのか。