鉄道の日、リニア東京―大阪67分8・4兆円

子供の頃、鉄道100年で盛り上がっていた。
新幹線が岡山、博多へと伸延していた頃。
当日の新聞に新橋近辺の写真があった。
新幹線は0系、東海道線は111系、山手京浜東北103系
この時代は
たしか伊豆への特急あまぎも157系で現役だったっけ。
ブルトレも全盛時代で24系客車がデビューした頃、
機関車も65の1000番台の人気が出た頃だろうか。
この数年前の大阪万博の日本館で初期のリニアモーターカーの模型が展示されて話題になった。
リニアモーターカーという言葉が世に出た最初の頃だろう。
この後宮崎に実験線ができて基礎研究が進み、今世紀になるころ山梨に実験線。
いよいよ現実の乗り物となろうとしている。
当初は長野県の伊那谷の中山道コースだったのだが、建設技術が進んで
南アルプスをばっさり直進できるそうである。
長野県は松本空港ショックがあったばかりなのにまだ我が町に…と言う。
一部の長野県民以外で迂回コースを支持する人などいないだろう。
もう一つのトピックはうそかほんとか、資金JR東海の自己資金で建設するそうだ。
役人や議員のわがままをきかなくてすむらしい。
これはこれでリニアの速さよりも画期的な事である。
残念なのは私が生きている間に完成するかビミョーだということ。