全日空機油圧ダウン 滑走路一時閉鎖 羽田空港

日本の大手航空会社としては珍しい事故である。
羽田空港に着陸態勢に入っていた小松発の全日空752便(ボーイング747-400)の油圧系統の作動油量が低下した。
同機は着陸をやり直した後、9時40分に羽田空港のA滑走路に着陸したが、油が漏れたため
A滑走路は9時45分ごろから閉鎖された。
同機は着陸後に動かなくなり専用の車にけん引され、午前10時25分ごろ、貨物地区のスポットに運ばれた。
午後0時10分、滑走路は再開した。
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整備には定評のあるANAの機械的トラブルである。
現在の航空機は油が多少もれたくらいでは操縦には問題はないようにできている。
ハズであった。
ところが着陸後動かなくなったというのは結構重篤ではないのか。
業績が悪いのはJALだけではない。
どこの会社でもいろいろな経費をカットされている。
が、これを理由にしてはならないのだ。
話変わって
昨日の日テレの仰天ニュースで航空機のシミュレーターを中居君と鶴瓶が体験。
当然、へろへろになってしまうのだがオチは違っていた。
本職パイロットがへろへろの状態から見事着陸させるのである。
彼らの仕事は機体を確実に着陸させることである。
昨夜にそのシーンを見たばかりなので、今回の故障事故もパイロットが
とにかく安全に着陸させたのだと、思った次第である。