たなぼた内閣?!
民主党が優れていたというよりは自民党が自爆してしまった。
自民党の凋落は古くは90年代の鳩山、小沢の離党が始まり。
能力のある、行動力のある人材が次々に抜けていった。
残ったのは古い体質を大事にする人たちと世襲議員ばかり。
小泉人気の影で小泉以外の政権では低い支持率が続き
短いサイクルで首相が替わるという世界に向けての恥をさらした。
オマケに改革とは名ばかりで、省庁は名前が変わっただけ。
役人は保身のために税金をむさぼるだけ。
それを盾に地方議員は地元に無意味な公共事業を無理矢理引っ張った。
そして自爆してしまった。
その間民主はおままごとのように影の内閣と称して「君が外務大臣」などと内閣ごっこをしていた。
これがまさか現実となろうとは。
高速無料化、高校無料化、など無駄をなくせば何とやらと小学校の学級委員の選挙のような公約。
まさか本当になろうとは、さすがに首相記者会見でこれら具体的な話は一切無し。
前置きが長くなったが今回のつっこみどころ。
1.記者会見での記者の質問
最初の方の質問(確か二人目)で東京新聞の記者が質問した。
おっ、中小の新聞社がいきなりの指名。と注目する。
脱官僚の具体的な方法を言及しようとしたのだろうが「脱閣僚」と何度も言い間違える。
その後はカミカミの尻切れ。
こういう注目度が高い、まして生中継されることがわかっている重要な会見。
もう少しまともな記者を配置しろよ!!と、東京新聞にいいたい。
2.社民党
毎度毎度選挙で当選一ケタ。土井や村山の時代は過去のもの。
いずれ消えてしまうのかと思いきや、福島党首が閣僚入りである。
これまたタナボタ。
歴代、社民党は真面目な人が多いのだが福島もそうである。
それ故、討論でも演説でもまったく面白くない。
いつも同じことを同じ口調でしゃべるだけ。
政治家にはこういう真面目さも必要だが選挙という人気投票には不向きだ。
などと思っていたのがあれよあれよと入閣である。
90年代の村山もまさかの自民党との連立だった。
社民党恐るべしである。