私は物心ついてからこの記事を読むまで原爆慰霊祭とは被爆者と市民が
運営、参加しているものだと信じ込んでいた。
ところがどうもそうではないらしい。
田母神氏はかなりおかしなことを言う人ではあるが思いつきや中傷だけで言わない人だ。
(多分だけど)
ポイントを整理してみた。
ポイント１
被爆者のための慰霊祭か。
「広島市によると、式典参加者は約５万人。
会場には被爆者や遺族のための席も２０００以上準備されている。」
とある。 ということは48000人は誰なのか。
少なくとも、それ以外の人たちだな。
ポイント２
総理大臣
この辺もいきさつが私にはよくわからないのだが、なぜ首相がいるのか。
全国にはいろいろな戦没者追悼の集会があるが、首相が出るのは原爆と武道館だけ。
その選択が正しいかどうかは判断しかねるが偏っていることはわかる。
ポイント３
ニュースのコメントの中に興味深い物があった。
「修学旅行で資料館に行って語り部の話を聞いた。
語り部の年齢がおかしい。原爆投下時マイナス3歳。
宿に帰ってからみんなでうさん臭いと笑った。」
私の知人で親の都合で小学校時代に数年間ヒロシマで過ごした人がいる。
その話が興味深い。
「ヒロシマはきらい。夏が近づくと原爆の話ばかり聞かされて暗い。
家族に被爆者がいれば少しは違うのだろうけど、広島にちょっとしか
住んでいない人にとっては結構辛かった。」
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左翼の集会だという彼の意見には驚いたが、いろいろ整理して考えると
あながち虚言と断定もできない。
と、言いつつまだ少しだけ慰霊祭は平和祈念のためにやっていると思いたい私である。
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