大原麗子、自宅で死亡

まだ若いのになんとも残念なニュースである。
62歳と聞いてびっくりしたが自分の年齢を考えればそんなものかと。
TVでは代表作の紹介をしていた。
が、私にとっての代表作はNHKでも映画でも、話題になった酒のCMでもない。
全盛期の70年代の石立ドラマである。
私もまだ子供だったので正確な名称を覚えていない。
そこでネット検索してみた。
私のイメージに近いのは73年「雑居時代」76年「気まぐれ天使」だろう。
石立が居候の役でその家に大原麗子がいた。
子供心にこんなきれいな人がいるんだなあ、と思った次第。
このドラマの役が大原麗子の当たり役だと今でも思っている。
その流れを受けて映画に持って行ったのが山田洋次
男はつらいよ」の大原麗子は全盛期を感じさせる。
もともとこの映画に出てくる女優はみんな全盛期なのだが
そのなかでもやはり吉永小百合大原麗子であろう。
どんなに大女優でも金持ちでも最期が腐乱死体では悲しい。
最期に苦しまなかったことを唯一だったと思うのみ。