お盆の渋滞予想、30キロ超66回

つっこみどころ満載のニュースだ。
とは言ってもすでにこのブログでも何度もふれたつっこみではあるが。
1.二酸化炭素はどうする
せっかく新車エコ減税(これ自体が有名無実だが)で減らしたCO2がチャラに。
クールビズキャンペーンで減らした量もチャラになるらしい。
2.渋滞が大好きな国民性
世の中のかなり多くの人が、お祭りやイベントと称する人混みが大好き。
何時間待ち、という行列に笑顔で並ぶ。
とにかく人が集まってギュウギュウというのが大好きみたいだ。
休日の大渋滞なんて普通の感覚ならげっそり、とんでもないと思うのだが
彼らにはあの何十kmという表示がたまらないらしい。
SAの大混雑でやけに高価なジャンクフードを食べるのも好きらしい。
3.自民党と旧道路公団
莫大な借金を抱える旧道路公団に千円は追い風だ。
無理して高価な金額を徴収しなくても税金が降ってくるからだ。
景気対策とか適当に名前を付ければ高速道路に湯水のように税金が投入できる。
今までの自民の失政とお役所仕事での莫大な借金をうやむやにできるチャンス!!
4.ETCバンザイ
ここまで既成事実を作ってしまえば今さら無料にするからETCは必要ないなんて
言えなくなる。民主に対する牽制の意味もあるのでは。
5.高速道路ではない
GWの大渋滞を見てもすでに高速道路のテイをなしていない。
これまでの高速料金は高過ぎだったが千円は安すぎる。
たいして用もないヤツまでが高速に入ってきて…。
6.適切な価格設定
東京圏、大阪圏に住んでいる人はだいたい2千円ちょっとになる。
1日の平均的な移動距離が300kmぐらいとして3千円がいいところではないか。
定価の3割ぐらいが高速料金として適当。
これ以下ならば、利用者としてはうれしいが渋滞がひどくなるばかりである。
千円狂想曲は当分続きそうである。