青島観光ホテルと青島


青島は宮崎市内や空港からも至近の景勝地
ユーモラスな島の形と周囲の鬼の洗濯板が独特の景観を生む。
周囲にはホテルが点在しおみやげ物屋、レジャー施設(こどものくに)、
植物園など並んでいて、一日中楽しめるとは言わないまでも
のんびりできるところである。
私たちが宿泊したのは青島より少し南側の青島観光ホテル。
なんとリピーターである。
ホテルがとてもよいと言うよりは、安いのである。
宮崎のツアーの指定ホテルで割増料金無しで泊まれるよいホテルだ。
確かに外観も内装もちょっと疲れた感じはするが不快なほどでもない。
窓からは正面に青島が望めるすばらしい立地である。
安いツアーだったのでそれほど部屋には期待していなかったのだが
なんと最上階の広めの和洋室に通された。
窓からの眺めは格別である。
早速、風呂に入り汗を流す。
ここの温泉がすごくよいのである。
多分アルカリの食塩泉。温度もちょうどエエ。
お湯の中ではヌルヌルするのだ。
肌はすべすべ、疲れも取れる。
部屋に戻ってビールを一杯引っかけてちょっといい気持ちになる。
途中のスーパーで購入した総菜の「鶏のたたき」をつまむ。
関東のスーパーで鶏の刺身系は売ってないよなあ。
九州っていいところだよなあ。

ホテルで一服した後、青島へ散策に出かける。
観光ホテルから徒歩10分程度、腹ごなしにはちょうどエエ。

島にはコンクリート製の橋を渡る。
左右に鬼の洗濯板が見える。

磯遊びをする家族連れが何組かいる。
島にはいると鳥居が見える。その鳥居をくぐると左側に社が見える。

青島神社である。
お茶屋とお守り売り場がある。
さらに山門をくぐると正面に神社本体があるがその周りに所狭しと
お守り、おみくじのたぐいが並んでいる。
商魂たくましい神社である。
そのくせ、財布に入れるようなカードタイプの薄いお守りを探したが売っていない。
ちょっと抜けている商魂である。

と、神社右手に人の出入りがある。
うっそうとした熱帯のジャングルに小道がある。

歩いていくと突き当たりに小さな社がある。
島のちょうど中央に位置してこの神社の発祥の何かが祭られているらしい。
さらに奥は行き止まり。
社の脇にある円盤状の陶器を購入して奥に投げると祈願成就になるらしい。

小さな神社ではあるが小さく楽しめる工夫がある。
シーズン中は水着で参拝する人も多いのであろう。
南国のちょっと明るい感じの神社であった。
夕方には満ち潮になり洗濯板は沈んでしまった。
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