0系新幹線の保存が進むことは良いことだ。

歴史に残る車両である。
それはそれでいいのだが記事の方はいただけない。
「鉄道ネタを書けばいいだろう」という記者の下心がみえみえ。
0系というと開業当初のとよく言われるのだが部分的におかしい。
今回の保存車両は1964年当時の初期型だとすれば正しい。
しかしながら08年にラストランをした車両を初期型と呼ぶのは間違い。
見てくれや形式名は0系なのだが中身はだいぶ違う。
100系が量産されるまでの15年以上、改良を重ねながら生産され続けたためである。
0系をありがたがっている暇はない。
100系もすでに風前のともしび。
2階建ては消えものである。
200系も鉄博には保存されているが消えもの。
300系も現在こだま運用だがN700が量産体制のため
700系が押し出されてこだま運用になり300系が押し出されて
廃車が進んでいる。
400系ももうすぐ消えものである。
新幹線という文化遺産はトータルで保存を考えなければならない。
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