新幹線0系ラストラン

新幹線0系は45年間走り続けてきた。
ついに今月で営業運転から姿を消すことになった。
写真の雑誌「新幹線」のこの号では0系について多くを費やしている。
もともとビジネス特急としてデビューした新幹線は趣味の対象としては
どちらかというと邪道だったようだ。
確かに新幹線を特集する記事は100系時代までそれほど多くなかった。
ところが300系のぞみのデビュー、東北新幹線ミニ新幹線との併結、
500系のデビューと新幹線は一般的な人気も上昇してきた。
今世紀に入る前後から車両の世代交代が進み、さよなら運転には
多くの人が集まるようになった。
0系は東海道から消えて10年近くたつが余生を過ごしていた
西日本でもいよいよラストランになってしまったわけだ。
全国でSL運転が行われていることを考えると、完全に切ってしまうのは
いかがなものかと思うのは私だけか。
0系はずんぐりしていて車高も最新型に比べると高いので16連は迫力があったな。
大阪万博から100系に主役を譲るまでが黄金時代だった。
今さら16連を望むことはできないが、西日本が旧塗装に
してくれたことには感謝感激である。
幼い頃の思い出がこの姿とダブル人は少なくないだろうな。
私が大好きな車両の一つである。