北陸新幹線「E7系」を開発へ

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始めての新幹線は最高速度200km/hだった。
210とよく言われているが実は210に到達するとATCが作動してしまうそうで
巡行速度は200ちょっとだったそうだ。
(現在はシステムが改変されてちゃんと制限速度で巡行できる)
20年たってようやく100系が220運転をするようになる。
この頃になるとヨーロッパの高速鉄道が新幹線の性能を凌駕してきた。
というわけで90年代に入ると300系が270キロ運転になる。
東北新幹線でもE2が275キロ運転となる。
そして500系が300キロ運転を始めて打ち止めと言う感じ。
TGVにしてもその他ライバルも300がいいところみたいだ。
鉄のレールの上を鉄の車輪で走れる限界に近づいたということだね。
鉄道は安全を担保しなければならないから無茶はできない。
東北新幹線でも320キロ運転をするそうだが、全線で320キロは出せないだろう。
というわけで、700系E2系は究極の車両になるのかな。
ちょっとは進化するにしても、改良の域を出ないだろう。
バブル期後半から90年代は失われた10年と言われているが
機械技術の分野では案外、名機が多いというのが面白い。
それもこれもバブルのおかげだと言えるのだろうか。