高速料金、平日日中も値下げ

民主の公約に対抗するように自民が打ち出した。
とんでもない金額の高速料金が安くなることは
良いことだと思う、が、
無料とか半額とかを素直に喜べるだろうか。
その分のお金はどこから降ってくるのか。
もちろん税金である。
自民案で5000億円。民主案で数兆円になる。
自民は他にも減税等で3兆円をばらまく予定。
ところが10兆円ばらまかないと選挙に勝てないという。
早い話が選挙のために血税をばらまくという図式。
税金が1万円2万円安くなったからと旅行だ、家電の買い換えだ、
松阪牛だ、とはよほど単純なヤツ以外はならないだろう。
高速が安くなったってこのところのガソリン高騰で苦しんでいた
輸送業界が胸をなで下ろすだけであろう。
政治家や官僚が私利私欲のために血税をたれ流すことをやめない限り
日本の農業や中小の製造業や小売業に目を向けない限り
本当の景気回復は無いだろうな。
10兆円をばらまけばその時だけはその分のお金がまわるから
相対的には持ち直すとは思うが。
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どうせ10兆円使うのなら
先週、株価が9000円を割り込んだとき市場介入して買い支えれば良かった。
どうせ今回の株安はアメリカ発の金融不安であって、日本の実体経済
反映しているものではない。不安を消すために買い支えてやればよい。
10000円に回復させれば政府は莫大な利益を受け取ることになり
年金不安も一挙に解消…なんて言うのは素人考えでしょうか。
自民も民主も素人考えに近いとも思えるので。