アポカリプト 監督メルギブソン

pasokonryoku2008-10-23

メルギブソン監督のパッションにつづく問題??作。
パッションも訳がわからなかったがこれはもっとわからない。
オーストラリアデビューのメルギブソンはあえてハリウッドから
ずらした作品にしているように見える。
ハリウッドの歴史物はキリスト、馬、銃がお約束だが出てこない。
無名のネイティブアメリカンを起用したこと、
マヤ文明の時代を丁寧に考証したことにより
リアルな映像となったとあるが、もともとマヤ文明を知らないので
何がリアルなのかもわからない。
R15になっていた。
全編半裸の原住民、殴り合いの戦闘シーン、生け贄の断頭、顔をヒョウに
食いちぎられるなど残虐なシーンが多い。
目を背ける批判的な意見も見たが、これも人類の歴史である。
パッションよりは娯楽性が高くなっているが、
観た後にバンザイと言えないのがメルギブソンの作風なのか。