専門学校卒の就職率は大卒を上回る

自分のことを棚に上げての日記を勘弁していただきたい。
先日の田中真紀子の大学に関する一件、
すぐに田中真紀子が主張を取り下げてしまったのは残念。
裏っ側にたくさんの利権が絡んでいたからしょうがない。
しかしながら、この20年の大学の乱立はいかがなものか。
その前の20年で国内に高校が乱立した。
希望すれば全員が高校に入学できるという国策である。
どれだけ日本の教育が底上げされたか、いろいろなデータを見ればわかる。
どんなバカでも、どんなに態度が悪くても、どんなに勉強する気がなくても
高等教育なのである。
繁華街をかっ歩する自称女子高生の姿や言動を見ればわかる。
そして、今度は大学さえも希望すれば誰でも入れるという時代なのだ。
簡単な方程式も解けない、簡単な英単語も読み書きできない
日本の県の名前もわからないような高校生が大学生になれるのだ。
そんな学生をあなたは本当に雇い入れる気があるのか。
少数の計算をすぐに間違える、パーセントや割合の計算も苦手な新人を
雇い入れて会社の経理や売上の計算をさせる気なのか。
内定率は下がって当然なのである。
それに対して専門学校は堅調とのこと。
俗にいう『手に職をつける』である。
雇う側もはっきりした意図で採用するわけで。
さらに、給与体系は大卒に有利、すなわち大卒が高給だ。
使えない大卒を高給で雇うなど普通の経営者が進んでやるわけがない。
つまり、ごく普通のニュースなのである。

維新公約を発表「脱原発」

政治家も官僚も財界も原発は動かしたほうが具合がいい。
ところが、福島の一件があったものでなかなか言えないだけだ。
そもそも危険というには2つのパターンがある。
すぐに危害が及ぶものと、引き起こされる事故によって危害が及ぶもの。
例えば
チッソ水俣工場の水俣病事件。
有機水銀の廃液を大量に海に流した。
海産物を食べた住民が被害に合う。
この場合、こうすればこうなるという図式が描きやすい。
もう一つが、原発
原発を運転すると必ず放射線事故が起きるというのはおかしい。
福島の事故はそれはひどいものではあったが
数百年に一度という津波が原因、まさに万が一の事故であった。
つまり、原発を稼働すると危ないという図式は成り立たない。
あなたが道を歩いていて事故に遭う可能性のほうがはるかに大きい。
なんて理論的なことを言っていては選挙に勝てない。
相手はなんでも感情的に判断する有権者だ。
原発は危ない、だから潰しましょう、という方が正しいのである。
しかしである。
もう日本で新たに原発を作ることは無いだろう。
余程カネに困った自治体が誘致するかもしれないが、世論が許さないだろう。
すなわち時代の流れは自然に脱原発なのである。
何十年か経てば昭和の中期に乱立した原発は寿命を迎えて自動的に脱原発だ。
それを公約にして選挙を戦うというのはいかにも汚い。
今の電力不足、再稼働をどうするのか。
誰も語ろうとはしない。
とりあえず選挙戦最中は稼働しない、といっておけばいい話。
自然エネルギーを増やそうなどと小学生の作文力で事足りるところが日本の選挙だな。
石原慎太郎には再稼働して日本経済を立て直すと言い続けて欲しかった。