専門学校卒の就職率は大卒を上回る

自分のことを棚に上げての日記を勘弁していただきたい。
先日の田中真紀子の大学に関する一件、
すぐに田中真紀子が主張を取り下げてしまったのは残念。
裏っ側にたくさんの利権が絡んでいたからしょうがない。
しかしながら、この20年の大学の乱立はいかがなものか。
その前の20年で国内に高校が乱立した。
希望すれば全員が高校に入学できるという国策である。
どれだけ日本の教育が底上げされたか、いろいろなデータを見ればわかる。
どんなバカでも、どんなに態度が悪くても、どんなに勉強する気がなくても
高等教育なのである。
繁華街をかっ歩する自称女子高生の姿や言動を見ればわかる。
そして、今度は大学さえも希望すれば誰でも入れるという時代なのだ。
簡単な方程式も解けない、簡単な英単語も読み書きできない
日本の県の名前もわからないような高校生が大学生になれるのだ。
そんな学生をあなたは本当に雇い入れる気があるのか。
少数の計算をすぐに間違える、パーセントや割合の計算も苦手な新人を
雇い入れて会社の経理や売上の計算をさせる気なのか。
内定率は下がって当然なのである。
それに対して専門学校は堅調とのこと。
俗にいう『手に職をつける』である。
雇う側もはっきりした意図で採用するわけで。
さらに、給与体系は大卒に有利、すなわち大卒が高給だ。
使えない大卒を高給で雇うなど普通の経営者が進んでやるわけがない。
つまり、ごく普通のニュースなのである。