自衛隊、米軍

自衛隊は出雲級護衛艦に空母の機能をもたせるというのが度々ニュースに。
面白いのは出雲や加賀を見て『空母』と思わない人が何人いるのか。
どこから見ても空母にしか見えない。
それをヘリコプターナントカ、とか、屁理屈を付けて建造したそうで。
本来の目的を持たない、果たせない、あのような高額な装備を作ること買うことこそ
無駄遣いなのである。
自衛隊の好き勝手は流石に許せないが
目の上のたんこぶである『専守防衛』という絵に描いた餅の法律は
とっとと合理的なものに変えるべきなんだろうね。
今の自衛隊絡みの法律は60年以上前のもの。
時代は3回りぐらい変わっているのだけどね。
次に
アメリカ空軍三沢基地のF16が低空飛行の訓練の映像を流した。
マヌケなテレビが「これは由々しき事態です」などと騒いていたが
地元では通常の訓練と捉えている人が多いのではないか。
映像を見るといかにも人が少ない東北の景色が続いていた。
ジェット機が低空で通ればそれなりに騒音が出るのは間違いないが、
どうもテレビの人たちは戦闘機特有のアフターバーナーの爆音のことを言っている。
離陸時の、もしくは機動飛行でのアフターバーナーの爆音は大した音である。
地元の人は大変な不快を感じているだろう。
でもね、低空であの程度の飛行でアフターバーナー全開は考えにくい。
低空なので無音とは言わないが、加速をしていない程度で時速500キロ程度なら
真下にいる人以外は爆音には聞こえないかも。
低空なのでそれなりの音はするかもしれないが
時速500から600キロだと聞こえる時間はせいぜい20秒とか。
東北だけでなく、長野富山岐阜などの中部山岳でも戦闘機の低空訓練は珍しくない。
ちょっとネットで話題になったからと、たいした取材もしないで
テレビで大ニュースみたいに扱うのはいかがなものか。
ネットじゃなくて自分の足と目で取材しろよ、それが報道だろ。