ブランド志向

ニュースで日本の何処かが世界遺産登録推薦を決定とあった。
登録決定でなく推薦決定なのが笑える。
何が彼らをかきたてるのだろうか。
平戸を散策した事があるが、とても良かった思い出がある。
和風の寺と洋風の教会が混在している。
いい感じなのである。
それでいいではないか。
それ以上、何か必要なのだろうか。
最近では富士山の騒ぎが有名だね。
世界遺産登録だから行ってみよう、という人たちをありがたがっているのは
地元とおみやげ店だけだろう。
そのために世界遺産にしてあれだけ沢山の人が排ガス撒き散らして
5合目を目指し、さらに、登山道にトイレや救護室を作ることが世界遺産の意義なのか。
地元だけでなく役人にも世界遺産ブランドを食い物にしている人がいる。
もう一つ
先日、ブランドとは何か、という論説文を何かの教材で見た。
出展をチェックし忘れてしまった。
覚えているキーワードで検索してみると、違う本だとは思うが近い内容を発見。
河添房江『唐物の文化史 舶来品からみた日本』岩波新書
唐物とはもと中国からの舶来品を指す言葉で、転じて広く異国からもたらされた品を指す。
本書は、古代から現代まで、唐物というモノを通して日本文化の変遷を問う一冊。
日本人はなぜ舶来品が好きなのか、という紹介があった。
日本人のブランド志向はこんなところにルーツがある、と納得してしまった。
日本人はなぜ舶来品が好きなのか