イノシシ数頭が列車に衝突、線路に8頭居座る

イノシシが線路上に居座ったという話。
ここからは私の妄想である。
イノシシたちは何らかの意思表示のために居座ったという見解が発表される。
イノシシの意思表示なんてありえないと、大半の人は跳ねのける。
ところが、その後もイノシシは定期的に線路や道路に居座る。
しかたがないので、大きな音などで威嚇したが効果があまりない。
それどころか、追いだそうとした職員に噛み付いた。
そこで、いつもの猟友会にお願いして、凶暴なものを中心に射殺する。
ところがである。
イノシシたちは人間を避けるようになるが、いきなりクルマの前に飛び出したり
人を襲うようになり、被害は拡大する。
しかたがないので、政府に自衛隊派遣の要請。
武装した自衛隊員がイノシシの一掃作戦を決行する。
事件はこのあと起きる。
それは、新聞が小学生からの一通の投書を取り上げたことから始まる。
「社会の時間に16世紀ヨーロッパからアメリカへたくさんの移民。
その時、もともと住んでいた原住民をインディアンとして迫害した、と習った。
イノシシのニュースは同じように見える。」というもの。
その後、アフガンやイラクとアメリカの関係などイノシシと対比させたりする記事が。
もうここまで世論が盛り上がると武力で排除という図式は成り立たない。
そこで、住民を強制退去して『イノシシ保護区』なるものを制定。
まるで3.11以降の福島原発20km圏内のような感じだ。
続く