我が家では私が階段でこけて大きなあざができたことが被害となった。
その日の夕刻、実家の母から電話。
梨をあげるから来い、という。
行ってみると、大きな梨。
こうすいとかほうすいとかいう高級品種、大きいつぶだ。
ところが、よくよく見るとあちこち茶色く傷んでいる。
台風で落ちたものを農家が分けてくれたそうだ。
あの風である。千葉県の梨農家は大変だったに違いない。
ありがたく高級梨を頂いてきた。
職場に行くと非常勤職員の同僚の女性。
週末に台湾に旅行したそうだが帰国が台風とぶつかってしまったそうだ。
そして、ニュースにもなった成田空港に缶詰状態になったそう。
そのまま空港で一夜を明かしたのか、ときくと旦那にクルマで来てもらったとか。
更に
同僚や友人の話で多かったのが、台風が通過した後の道路の渋滞。
郊外の県道、普段20分ほどの数キロのルートが2時間以上かかったとか。
確かに私が出勤するときも道路が混んでいたな。
私はバイクだからスイスイ抜いていったが、
道路脇には落ち葉や枝が大量に溜まっていた。
オフロードバイクで良かった。
台風は
東京湾を北上して千葉市に上陸した。
千葉県西部、東京、埼玉、神奈川は台風の西側に入ったため
暴風雨の災害はなんとか免れた。
コースを見て我が家も西側に入ってホッとした記憶がある。
案の定、東側の房総半島地区はあの災害になってしまった。
それも土砂災害などの暴力的に人命を奪う災害ではなく
家屋の屋根を飛ばしたり電柱を倒すという一見穏やかな被害。
しかしながら、ニュースを見てもわかるようにホディブローのように
後から効いてくる被害なんだな。
ある意味、想定外の大きな(広範囲な)災害になってしまった。