2.プリウスPHV
話題の新型車である。
試乗車はフル充電状態なので基本的にEVである。
乗り込んで驚くのがバカでかい縦型のモニター画面。
基本的にはナビなんだけど、プリウス伝統のパワーマネージメントの模式図が見られる。
走り出すと、案外スピードのあがり方は良い。
プリウスやアクアのEVモードとはわけが違う。
少し重さを感じる加速だが実用は問題ないだろう。
先程のミライ同様パワーモードスイッチがある。
押してみた。
おおっ~である。
これまたエンジン(モーター)が入れ替わったように加速するではないか。
この手のクルマは燃費のために他を犠牲にすると思っていたが
何も我慢しなくていいことに気付かされた。
400万円はちょっとお高い気もするが、私のようなアンチ派もうならせるものがある。
ボディや足回りはトヨタの新しいシャーシだけあって、不満がない。
ある程度速度が上がってもハンドリングは落ち着いていて
ふわふわしたところがなくしっとりした感触である。
ノーマルプリウスより重厚感があるのはただボディが重たいだけではないと思う。