「プレミアムフライデー」は午後3時から本当に遊べる?

ちょくちょくテレビやネットのニュースを賑わしている。
「なんとかフライデー」と検索したら勝手に「プレミアムフライデー」となった。
最近見た誰かの記事では、本当に享受できるのか、というものが多い。
就業人口のかなりを占めている俗に言うサービス業は稼ぎ時。
「プレミアムフライデー」の本質は消費拡大、つまりサービス業の振興策である。
したがって「プレミアムフライデー」なのはそれ以外の人ということなんだが。
例えば公務員は「プレミアムフライデー」はアリなのか。
市役所を3時で閉めるために2時ぐらいに窓口を閉鎖。
印鑑証明などは月曜日にとなるのか。
警察や消防は3時であがりというわけには当然いかない。
学校や塾も教員を3時であがらせるために午後の授業をカットとはいかない。
一般企業を考えると。
かなり多くの社員が残業を強いられている。
好きで残業する人を除いては仕方なく残業しているわけで。
「プレミアムフライデー」だからと、仕事が早く片付くわけではない。
もし会社が無理やり3時で終わらせたとすれば、その仕事をいつ片付けるのか、ということに。
つまり、役所も企業もサービス業もキツキツの状況で
誰のための「プレミアムフライデー」なのか、全然理解できないのである。
結局、毎日が日曜日の老人や仕事がない人たちが
安売りへ街に繰り出すことになるだろう。