今日の無駄遣い、ターミネーター


私の世代はシュワちゃんである。
その代表作がターミネーターだ。
ターミネーターなくしてシュワちゃんは無かったのである。
シュワちゃんはビッグスターになり政治家になりちょっと離れていったが
名ゼリフのとおり戻ってきた、のか是非確かめたかった。
レンタルなどで一度見ればすむこととはわかっていたが
ここは一つ。ブルーレイでじっくり見ようと購入してしまった。
夕方届いて、夕食後に嫁さんと観た。
職場の若い映画マニアの同僚が「面白い」と言っていたので期待した。
前半は第一作のオマージュとも言うべき、私らの世代にはしびれるシーンが。
80年代に見たことあるシーンなんだけど、
ちょっとずつ本作の新しいストーリー用に脚色してあるのがみそ。
液体ターミネーターは本気のオマージュだった。
中盤に差し掛かるところからジョン・コナーの立ち位置が変わって行くわけで。
私が酔っぱらって見ていたせいか、ストーリーについて行けなくなる。
ジョン・コナーはいつから悪役になったのか。
シュワちゃんは誰が1作目よりずっと以前に送ったのか。
結局、ジョン・コナーはいつ生まれてくるのか。
などなど、モヤモヤのままエンディング。
頭のなかはあの有名な音楽がずっと鳴り響いている。
映像は最新ハリウッド映画ということでとても良く出来ているのだけど
80年代のオマージュか、あまりギラギラした鮮明感ではなかった。
音声は私のシステムはドルビーAtmos対応ではないのが残念。
ものすごく締まりがある低音、音の粒がはっきりしている。
高音低音に誇張がなく、これまでのアクション映画のような
ドドーンという音圧だけすごい、ということがない。
バランス志向であった。