国会議員、定数問題

10増10減案だそうだ。
これ以上削れなくなった「徳島と高知」「島根と鳥取」の4県をそれぞれ統合する「合区」を決めた。
6倍近くあった格差が3倍程度になるそうだ。
良かったではないか。
反対意見で「地方の意見が」とある。
その地方に行ってみると、よくわかる。
道路にまつわる橋やトンネル、さらに庁舎など贅沢なのである。
人が少ないのにどこにそんなお金があるのか、と誰もが思う。
地方選出の議員はそれが勲章なんだね。
どれだけ日本の国益のため、なんていう仕事を選挙民は望んでいない。
超高齢化、人口減少の日本で、地方の箱物にうつつを抜かしてる余裕はないのだ。
現在の一票の格差は3倍程度になるそうだが、もっと詰めてもいい。
ただし、1.0倍にする必要はない。
そこからは投票率も加味されるべき。
都会での投票率は低い。
選挙に行かない人たちに平等な権利を与えることもない。
突き詰めていくと、議員の資質に行き着くわけだが。
今の日本はこの程度の議員とこの程度の選挙民というバランスに成り立っている。
18歳からの選挙権で少しは変わるかな。
変に地元に利益誘導をしろという選挙に若い人たちが風穴を開けるか。
島根と鳥取で1議席を争っている場合ではない気もするが。