ベネッセ:顧客情報2070万件流出か 役員引責辞任も

というニュースなんだけど。
企業として情報管理をきちんとするというのはよくわかるし当たり前だ。
この事件でのポイントは、違う。
その1 守られるべき個人情報は何か
先日、ストーカー殺人で役所で住民ナントカの閲覧制限という話があった。
早い話が、役所で個人情報を公開しているということだ。
年賀状に堂々と宛先と差出人を書いているが、あれだって実は危ない。
買い物に行って、クレジットカードを渡すけど、あれだって
番号と期限と名前と裏側のセキュリティナントカを記録されたらおしまいだ。
ネットで買物が自由にできる。
個人情報を教える、どこかに書き込むということはリスクが増大することだ。
裏を返せば、個人情報を守りたいなら他人に教えたり書いたりしてはダメだ。
住所や氏名や電話番号をありがたがっているが
だれでも知りうる情報である。
その2 そもそも名簿業者
個人情報がこれだけうるさく言われている中で、名簿業者は9割以上は違法だろう。
取り締まる法律が無いのなら脱法だな。
その3 役員が辞任
責任というよりも誰が悪いかということの方が大事なんだけど
トカゲのしっぽ切りよろしく、ウヤムヤにしようとしている感じだな。
どこかのネット記事にクレーマーの話が書いてあったけど
変に言い訳するより『切り捨てた』という方がクレーマーたち、というより
社会が納得しやすいらしい。