チリ沖地震で津波注意報

50年前には同じようなパターンで東北地方に大きな被害を出している。
慎重になるのは当たり前のことだ。
しかしである。このニュースには二面性がある。
ポイント1
ほんの数十センチでも時と場合によっては人的被害が出る。
したがって、国をあげて気をつけなければならない。
ポイント2
マスコミは大事件のように数十センチの津波を取り上げているが
見方を変えればオオカミ少年になりはしないか。
潮の満ち引き程度の海面の変化をこの世の終わりのような報道に???。
注意報レベルならテロップに流す程度ですむだろう。
先日の低気圧による強風や大雨の時は警報が出ていたが
ここまで大規模に報道しなかっただろう。
大雨や強風はかなり広い範囲の人たちに影響を与えるが
注意報レベルの津波では波打ち際にいる人達の危険が中心。
少なくとも海から20km離れている私には何の関係もない。
テレビでいくら叫んでも浜にいる人達には届かない。
現場の役所、警察、消防、自治会などの人たちが動くべき内容である。
今は3.11の傷跡もまだ癒えていないから、これで許されるが
これが何回も続けば、またまた注意報警報軽視の体質ができてしまい
いざというときに効力を発揮しなくなる可能性も否定出来ない。
注意報レベルなら地元のローカルだけの特報画面で良かろう。
結果は定時ニュースで報道すれば十分な気がする。