NHK放送博物館の展示。
3.11の報道についてまとめたものだった。
そこで着目していたのが津波警報。
写真にあるように地震発生直後には3mから6mとある。
当時の三陸地方の多くが数メートルの津波には防御ができている
という認識だったため、避難しなかった人が多かったという。
ところが25分経った頃から最初の津波が観測されると事態は一変する。
多くの地域が大津波に飲まれる頃に10m以上の予報に変わった。
時すでに遅し。
これを教訓に津波注意報でもあの大げさな放送になったということなんだけど。
大げさと思われること自体がまずいのではないかな。
イソップのオオカミ少年になってしまうからね。