津波注意報

昨日も、(も、である)津波注意報が発令。
NHK中心にこの世の終わりかのような報道である。
そもそも注意報である。
乾燥注意報もあれば雷雨注意報もある。
それをいちいち全ての番組の右下に表示してまでの話なのだろうか。
私が楽しみにしていたスカパーの番組まで無粋なテロップが張り付いていた。
さらにである。
津波が到達したとの大ニュース。
10cmというのだ。
私の手のひらのサイズが26cmである。
いったいどれだけの人が命にかかわる被害を被ったのか。
ちなみに日本には1億2千万人が住んでいるはずだ。
法的な手続きなど私には分からないが、とにかくなんの意味もないニュースを
数時間録画した番組まで見せつけられた。
少なくとも海から10キロちょっと内陸に住んでいる私にとって反感すら持つニュース、情報だ。
海岸に住む人達にたいして有線で伝えれば済む話ではないのか。
こんなことをずっと『マスコミの使命』みたいな感じでやっていれば
狼が来た少年と同じ、いざ本当に被害を及ぼす津波が来た時にも
『大丈夫だから』と逆効果になりかねない。
行政の人にとっては人命よりも保身なんだろうね。