小数のかけ算・割り算理解せず

文部科学省国立教育政策研究所が、全国学力テスト4回分の傾向を分析した結果、小学6年生の半数近くが、小5までに学ぶ「小数のかけ算・割り算」の意味を理解していないとみられることが分かった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120919-00001570-yom-soci

        • -

すでに何人かの人がコメントや日記で指摘していたが
少数の計算の問題ではないのではないか。
この長い問題文が読めないのではないか。
文章を読んで理解する、という基本的なところがかけている。
だから、単純な計算問題は解けているというではないか。
こういう子供たちが増えた理由の一つがあんたがたマスコミだよ。
文章が読めないことに気づかず少数ができないと断定している。
気づかないと言うよりは気づいたとしても見出しとして面白い方を選択した。
結局マスコミも本質よりも一行のインパクトを優先した紙面になる。
一行でわかるから二行目以降は読まない。そんな子どもを量産している。
さらにその子供の親も一行しか読まないタイプなのだろう。
例えば、そういう親は『先生がうちの子供にバカといった』と学校に怒鳴りこんでくる。
(ちょっと極端な例だが)
なぜバカと言われたのかという経緯を理解しようとしない。
『バカと言われた』という一行だけが全ての判断基準なのだ。
こういう人達は割合とか比例計算ができないんだよね。
足し算引き算の世界で生きているのだろう。
ある業界でいうところの『切った張った』の世界だね。