小松空港航空プラザ

小松空港のすぐ近くにある博物館である。
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自衛隊の運営かと思いきや石川県立とある。
このへんが妙に胡散臭い。
どうせ自衛隊、国からのお金で設営運営されているのではないかと勘ぐりたくなる。
入口近くにはヘリの展示。
浜松基地のようにセイバーや104でないところが県営という感じなのか。
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展示スペースでは小松空港のジオラマ。
私が飛びついたのはその上に吊るしてある747の模型だ。
かなりデカイ。1/50くらいあるかなあ。
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と、その時、私の脇を小さい集団が通りすぎる。
幼稚園か保育園の集団である。
引率していた先生がやけに色っぽい。
他の基地の近くの博物館と違って、実機展示エリアの半分以上を幼児の遊び場に使っている。
ここに写る子供たちも他の展示エリアには行かず遊戯場へ行って歓声をあげていた。
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そもそも、小さな子供たちが二階の展示スペースに行かない理由はこれだ。
マニアックな模型と飛行機のメカニズムの説明書き。
それなりの学歴がある大人でもほぼスルーしてしまう内容だ。
説明書きも私のようなマニアでも『ほほう』と感嘆してしまう。
女子供は見なくてもいいという潔ささえ感じてしまう。
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誰かのブログを見て予習していた時に
「ここの模型はマニアには必見」とあったので楽しみにしていた。
その一つが、とにかく市販されているプラモはほぼ展示しているということ。
そしてもう一つが縮尺である。
一つのスペースは必ず同じ縮尺で展示している。
戦闘機関係は1/48。
世界大戦中の機体はほぼ1/48、零戦とB29も同じ縮尺で展示されているところにこだわりを感じた。
さらにモデル化されている日本軍機はほぼ展示されているところにもこだわり以上のものを感じた。
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ソ連、ロシア機も1/48で並んでいる。
こちらは、『あれっ、もう少しあるはずだけどな』と唸ってしまった。
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再び実機展示スペースに戻って、お約束のF104である。
自衛隊の基地には必ず展示してあるといっても過言ではない。
どうしてこんな形のものが空を自由に飛べるのか、という不思議な乗り物である。
一度でいいから本物が空を飛んでいる姿を見てみたい。
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これまた、お約束のT2、それもブルーインパルス仕様である。
ブルーインパルスでは一番美しい機体だったのだけど
事故の影響で飛んだ期間は短いのである。
自衛隊F1と並んで不遇の練習機である。
実機の方はかなり物足りないなあ。