電車の中でも職場でもものすごく臭い人がいる。
ワキガとかの匂いもキツイのだがもっときついのがかび臭いのだ。
雑巾の匂いというべきか。
部屋干し生乾き臭というべきか。
長いこと吊るしてあるトイレや洗面所のタオルの匂いとか。
もともと臭いのにその人の体温と汗が混じって猛烈な臭気を発する。
何故か本人は気づかないらしい。
人間は生物のなかで最も嗅覚が退化したと言われているが。
きっとこの人の家の中の全てのものが臭うのだろうな。
もう一つは、本当に嗅覚に障害がある場合。
身近な誰かが教えてあげるしか無い。
それもこれも遡って行くとその人の生い立ち、育った環境なのかな。
昔の人は洗濯物は天日に当てて乾かすというのが当たり前。
タオルや洗濯物は太陽の香りがしたんだよね。
昔は柔軟剤などなかったから、タオルはカチカチだった。
それでも太陽の香りのするタオルで顔を拭くと気持よかったなあ。
時は流れて
集合自由宅のベランダでは太陽の当たる時間は限られる。
さらにそういう家では共稼ぎなどが多く、昼間は家にいない。
洗濯物は必然的に部屋干しになる。
防犯のために窓は閉めきってあるだろうから…。
一人暮らしの人も似た様な環境。
でもね、臭い人は一部なんだよね。
身体にも悪そうだし気をつけて。