581系Bトレインショーティ限定品

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後輩の配慮で入手したBトレインショーティである。
「限定品で入手困難だったやつです」と説明を受けた。
Bトレインショーティはそれほど強い思い入れはないのだが581系というのは私のツボだ。
子供の時から大好きな在来線車両である。
調べてみると1967年(昭和42年)に運用が始まっている。
新幹線の需要の高まりと共に新大阪以西への需要も高まり開発されたとある。
九州方面へはブルトレがすでにあったわけだがこれは深夜運行がメイン。
新幹線との接続には向かない。
ところが大阪から九州各地までは8時間以上かかるわけで夜行も考えなければならない。
という事情で寝台特急電車という新しいカテゴリーができたと説明されている。
子供の頃の私が食いついたのはこのスタイルである。
昭和47年に183系、485系後期車がデビューして短いボンネットが主流となったわけだが
この車両は42年である。
当時は誰も見たことのない最先端のデザイン。
そして電車特急としてはこれだけの青のラインなのもかっこいい。
ブルトレや新幹線の色をモチーフにしたとある。
寝台のために天井が高く大柄な印象といしうのも風格があってよろしい。
ところが子供の私には月光なる特急を見ることはなかった。
新大阪から向こうを走る特急だったのだとずいぶん後になって知った。
私が見られるようになったのは上野で「はくつる」「ゆうづる」「はつかり」。
1970年ぐらいから製造運用が始まった50Hzでも入れる系列を583系という。
のちに「ひばり」などで運用されることがあった。
仙台に行く時583系だとラッキーといったものだ。
というわけで、今週はこの寝台特急電車の草分け581系を製作しようと箱をニヤニヤ眺めている。