着信音って

10年ぐらいまえに着信音をもともとある信号音を音階にして
音楽を作るのが始まりだった。
当時、PHSだった私の携帯もいくつかの音楽が入っていた。
同じころ、あらかじめ録音された音源が着信音として使えるようになる。
と、同時に各社WEB機能が装備されて音楽を着信音に使えるようになると爆発。
猫も杓子もはやりの歌のサビを着信音として使う。
と、同時にダウンロードサービスがメジャーとなった。
着うたという名称で今でも続いている。
電車内でも繁華街でも至る所で携帯から音楽が聞こえた。
ところがである。
アメリカのドラマ『24』でも、映画でも主人公の携帯からきこえる着信音は
もともとの着信音であるのがほとんどだ。
日本人以外で音楽の流れる携帯を持っているのを見たことがない。
そもそも音楽が流れる必然性など無いのである。
中学生ぐらいのガキならそれもありなんだが
いい歳した大人が、少なくとも女の子と仲良くなろうとしている男が
着信に歌謡曲を流すようでは女は幻滅でないのか。
そんな男と付き合わないほうが賢明であると思われる。
私はずっと『24』CTU本部の内線電話の着信音であったが
最近はちょっと前にドラマで江口洋介が使っていた着信音を使っている。
基本的に携帯会社がタイアップしているドラマか映画の主役が使っている
着信音を設定するというのが無難かと思っている。