阪神大震災、遺族半数「悲しみ癒えず」

未曾有の大震災から15年の年月が流れた。
ちょうど我が家のマイホーム建築の話が進み始めた時期でもあった。
火事や倒壊が問題となった時期でもあったので工法は鉄筋コンクリートパネル工法とした。
理論的に地震等の災害に最も強い工法と考えられる。
当然、燃えないし。
また、同時に建売や悪徳工務店の手抜き工事による欠陥住宅がクローズアップされていた。
知っている工務店さんもあるにはあったがあえて住宅メーカーのプレハブとした。
運良く、瑕疵もなく、クレームを出すことなく今日まで住めた。
(決して満足ではなくあーすれば良かったといろいろ思うのだが、メーカーのせいではない)
話がはずれた
大震災では多くの生命が失われた。
その遺族は深い悲しみを経験したはずである。
それをアンケートで「悲しみは癒えましたか」と聞いたとすればひどい話である。
配慮が足りないというか、思慮が足りないというか、優しさが無いというか。
家族がああいうアクシデントで突然死んでしまったのに悲しくないわけがない。
それが10年ぐらいで消えるわけでもない。
よく考えるとまったく間抜けな記事である。
15年の節目ではあるがこれといったニュースがないからなのだろうが。
さらに言わせてもらえば
震災からの復興はもとの生活に戻すことであって、どんなにお金をかけても悲しみは消えない
もともと無かったものが震災後にドーンとできる箱物は復興とは関係ない、反則である。
地震の前は築30年以上のボロボロの家に住んでいて、震災後は過剰な援助があって
ものすごく綺麗な家に住めるというのも反則である。
そういう火事場泥棒みたいな箱物をいくつか散見してきた。
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターはひどいと思う。
復興費用が大幅に余っていたとしか思えない。
義援金を返して欲しい。