JAL、欧州最大手のエールフランス―KLMまで?!!

欧州最大手のエールフランス―KLM社からも出資を受ける交渉に入ったことを明らかにした。
JALにとっては激動の1週間となった。
アメリカ最大デルタと欧州最大のエールフランスとアジア最大?日本航空が提携して
世界最大の航空グループが誕生するという豪気な話になった。
9.11、金融不況、原油高にあえぐのはJALだけではない。
こうして、航空業界は大きく再編されていくのだろう。
90年代後半の日本の銀行のような感じになってきた。
とはいっても、現実には経営難にあえぐJALにとっては首の皮1枚つながった感じ。
外人の幹部が来ることで、今までなあなあでやってきた部分をドライに切り捨てるだろう。
日産のゴーンのようにね。
多くの人がブログやコメントで書いている安全性に関してはどうだろうか。
日本式の整備が優れているという意見も多い。
しかしながら航空機はほとんどアメリカ製。
アメリカ式の環境を取り入れたからとそれがすぐに安全性の低下につながるとも思えない。
JALファンとしてはなんとかがんばってもらいたいなあ。

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***ソーラーシステムは環境破壊の元凶

香港の新聞でこんなニュース。
太陽光発電システムはエコのイメージが定着しているが、北京交通大学で光学技術を研究する簡(ジエン)教授によると、
電気容量1000ワット(冷蔵庫が1日に消費する電力)のソーラー板を生産するために10キログラムの多結晶シリコンが必要で、
これだけの多結晶シリコンを生産するためには、2トン以上の石炭を消費しなければならないという。
2トンの石炭があれば、冷蔵庫を20年間使うだけの電力を発電できる。
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というもの。
コメントをみると「中国の話でしょう」というのが多い。
確かに「石炭」は日本では考えにくいし、もっと高効率であろう。
それにこの話はかなり前から環境問題の中では有名な話。
先にも書いたように日本ではパネルの効率化と同じくらい
パネル制作にかかるエネルギーを減らすことに技術が注がれている。
しかしながら、90年代から世界の工業を担っているのは中国。
中国で生産されるパネルはかなりのシェアである。
また、日本の製造技術にしても中国に比べてどれだけ優れているかといえばそれほど大差は無いように思える。
結論は香港の記事はその通りだといわざるを得ない。
また、電気自動車の紹介で100km走るのに電気代は○円、とよく聞くがこの電気代も
化石燃料で作られる電気を前提にしていてクリーンエネルギーによる電気代に置き換えれば
数倍の金額になるだろう。
現代は脱化石燃料の初期なので仕方がないことではあるが
化石燃料に依存したエコ論議にすぎない気がする。