またまた新型レガシィ試乗のネタ。

たまたまちょっとした用があってスバルへ行く。
雨のお昼過ぎということで客もまばら。
アウトバックも試乗してみないか、とのことで早速乗ってみる。
内装は本革シートにマッキントッシュのオーディオとフル装備。
車高がやや高く、乗り降りもしやすい。
エンジンは3.6L、高級グレードだけあって静かに走り始める。
この辺の低速のトルク感はやはり大排気量だけある。
そして、アクセルを少し踏み込むとどの速度域からもパワーが出る。
ターボよりも自然でトルクのふくらみも大きい。
大径タイヤとふところの深いストロークがあるサスのおかげで乗り心地はいい。
その上、速度を上げても、多少のラフなコーナリングでも
クルマがうまくいなしてくれて快適である。
アウトバックだけあって多少路面が荒れたりアップダウンでサスがフルボトム
しそうなところでもフラットに通り抜けられるのはさすがだ。
ツーリングワゴンとしては究極だ。
まだ、おろしたてでエンジンやATにあたりがついていないで多少ギクシャクしたところはある。
エンジンやボディの重量アップがこういうところに出てしまってはいけないな。

高級車はいいのだがパワーステアリングが効き過ぎていて軽すぎる。
ストロークのあるサスとあいまって路面の情報が希薄だ。
ほぼ同価格になりそうなクラウンアスリートのステアリングなどを参考にして欲しい。
走りの面でレガシィがクラウンに負けてはいけないのだ。

−−−−−−−−−