巨泉×前武 ゲバゲバ90分! 傑作選 DVD-BOX

というのをアマゾンで見つけた。
(まだ、購入はしていない)
この時代は私はまだ小学生になったかならなかったかの頃。
ウルトラマンの世代であるのでそれほど深い思い入れはない。
が、父親がこれをみて爆笑しているのを見て
「大人はこういうのが面白いのか」と大人の世界をかいま見た。
全編ミニコントというスタイルはのちの「笑う犬」につながる。
ハナ肇のワンフレーズナンセンスギャグはもともとはクレージーキャッツ
流れではあったがこのあとにつづくものが出なかった孤高のギャグだ。
この番組がよいのは脚本のクオリティが高いこと。
当時新進気鋭の放送作家の巨泉と前タケのコントは時代を超えてシュールである。
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ところでこのあとだと思うが「カリキュラマシーン」をご存じだろうか。
ウィキで調べると日テレのスタッフは「カリキュラマシーン」を作るために
ゲバゲバを作ったとも言われる。
こちらは教育という要素を加えたさらにシュールな仕上がりになっている。
というわけでゲバゲバ以上のクオリティのギャグ満載で
親が積極的に子供に見せるという図式にはならず高校大学生に人気があったとされる。
どちらの番組も宍戸や小松などしぶーい役者がひょうひょうとコントをやる。
もちろん若手やアイドルもいたことはいたが。
今のTV局にこういうクォリティを求めてはいけないのかな。