碓氷峠鉄道文化むら

親の実家が長野だったため信越線は生まれてからの利用である。
免許を取得してからはクルマで碓氷峠を上り下りした。
天候の問題がない限りは碓氷峠旧道を利用する。
バイパスが無料化したこともあり一時はすれ違うクルマも
全くないなんて時もあったが最近は眼鏡橋中心に人が増えた。
旧道を走ると信越線の廃線跡がそこかしこに見受けられる。
眼鏡橋のように煉瓦のアプト式廃線跡もまだ見られる。
この10年ずっと不思議に思っているのが新線の廃線跡である。
なぜか線路も架線も当時のままなのである。
山の中に10年も放っておかれた割にはかなりきれいである。
地元の行政や民間団体からまことしやかに
復活運転がささやかれてきた。
実際に横川丸山付近は温泉までのトロッコも運転されている。
63が復活運転というのはファンには悲願である。
法的に問題があるのなら旅客運転でなく軌道試験のためでいいから
走らせてもらえないだろうか。
ついでに鉄道村に保存されている貴重な機関車も
自力走行はしなくていいから、後ろから64にでも押してもらって
碓氷峠やもしくは安中横川区間ぐらいで走る勇姿を見たいな。
ファンが望むのは大井川のような本気さである。
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