日本経済の悪化は想像絶する速さ=財務・金融相

トヨタの赤字転落など相変わらず悪い話ばかりである。
日本の企業はいかに脆弱かを知らしめてしまった。
別の見方をすれば大手企業には良いチャンスである。
例えば、西武のアイスホッケーやホンダのF1など
企業にはやめるにやめられなかったスポーツ部門
今回切り捨てることができた。
こういう時期だから仕方ないとどこからも存続運動とか
批判の声がきかれない。
リストラにしても同様である。
特に非正規雇用についてはもともとこういう時のための
のりしろだったわけで文句が出ても景気のせいにできる。
ついでに正規社員もこの際だからいらなそうなのを切ってしまえ
といいたげである。
スーパーに行けばわかるが、原油、ガソリン、小麦などの穀物が
夏の半額以下になった上に円高、にもかかわらず
小麦などの商品は夏に値上がったままの表示だ。
表向きには「たいへん、たいへん」と悪い話ばかりしておいて
どさくさにまぎれてちゃっかり儲けているのではと勘ぐりたくなる。
結局わりをくうのは末端の小売店と消費者なのはいつの時代も同じである。