「産まない方が問題だ」発言、麻生財務相

最近は出産がらみの話をすると必ずつつかれる。
だから、命の重さとか健康なとかキレイ事を並べることをよしとしている。
ところが、多くのまっとうな人たちは今の状況をよしとはしていない。
例えば
未成年女子に対する淫行事件。
先日はJKの写真を撮らせたと逮捕者が出た。
NHK職員や公務員や教師や警官が未成年に○○ともなれば
マスコミに騒がれて逮捕、免職である。
そのくらい厳しいはずなのに、何故か未成年の出産は問題ないのである。
淫行しなければ妊娠しないのである。
まったく辻褄が合っていない。
公務員や大会社社員はダメだが、それ以外はいいのか。
多くの高校では生徒の妊娠出産を許していない。
つまりダメなんだけど、高校生のしがらみがなければ許される。
社会が淫行を許しているわけで。
こうして生まれてきた子供が幸せかというと微妙。
そもそも、親がまともに学校も出ていない。(問題は学力だけではない)
ニュースに出る虐待事件の親の大半はこういう感じなのだ。
ニュースに出ない子供たちも多くが問題を抱えている。
中にはちゃんと仕事をして子育てしている若い親たちがいることも知っているが
多数派とはいえないのが辛いところだ。
最近では高い割合で授かり婚(私はこの表現が嫌いだが)だそうだ。
それが当たり前の風潮もあるのがオカシイ。
妊娠したから結婚するか、というのはまっとうではない。
妊娠出産は人生の大変なイベントであり、じゃあ、と軽い気持ちですることではない。
高校もまともにいけない、仕事も続かないような10代もしくは20代の未熟な若者が
後の20年に渡る子育てだけは長続きできるとは到底思えないのである。
何度もここで書いているが、不幸な子供たちをこれ以上聞きたくも見たくもない。