弁当見切り セブンイレブンに排除命令

「セブン−イレブンジャパン」が販売期限の近い弁当やおにぎりを値引き販売する
「見切り販売」を不当に制限していたとして、公正取引委員会は、
独占禁止法違反(優越的地位の乱用)で、違反行為の取りやめと
再発防止を求める排除措置命令を出した。
なんともこころが暖まるニュースである。
私たちの身近にも私を含めて食うに困っている人たちはたくさんいる。
例えば、家庭の事情の悪い中高生。
親は子供に数百円渡して昼をすませろと言う。
最低限の物ですますか、学校の購買で安く売っている弁当を買える。
ところが食べ盛りの男子だと足りないことも多いし購買は往々にして売り切れ。
少しでも安くてたくさん食べたいのである。
一方では、日本は世界屈指の食品廃棄物が多い国。
年間1900万トンとも言われる。
このうち可食廃棄は500〜900万トンと推定されこれが問題となっている。
すぐに海外の飢餓で苦しむ…という極端な例をあげる人たちがいるが問題のすり替えだ。
また、家畜の飼料にリサイクルというのも聞こえはいいが問題のすり替え。
要は人が食うために作った物をなぜ廃棄するかだ。
スーパーの閉店近くに行くと良くわかる。
半額シールが張られるのを待つ人たちがいかに多いことか。
安く売りたくないのなら最初から少量作ればよい。
無駄に廃棄したくないのなら安くして売り尽くせばよい。
それでも売れ残る商品は明日から作らなければよい。
そんなことでは儲からないから困るというのならもっと儲かる仕事をすればよい。
生鮮食品や弁当などの食品をうまく作ってうまく売るのは難しいそうだ。
だから無駄に捨てても良いというセブンイレブンの姿勢はやはり非難されるべきか。
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